事前に調べておけばよかったのだけど、カメラ自体に問題あり。ボディの底面とCF側のグリップがギシギシときしむ。ヨドバシで展示してあるカメラは、3台中2台は問題なし、1台はややきしむのだけど、私が購入したものは、それ以上で、どうしょうかと思案中。画質に影響ないという話もありますが、グリップが稼働するとブレることもあるわけで。
ファインダーへのゴミの混入は、細かいゴミが2つ入り、許容範囲であるが、これが今後増えるかどうか。大きなゴミが入らないよう改善されていることを望むが、もうしばらく使ってみないとわからない。
あと、気になるのはシャッター音。ヨドバシに展示してあるカメラとは全然音が違う。ネットでシャッター音が嫌いという話はあるが、展示品と違うとは思っていなかった。ちなみに、ヨドバシの展示品も個体差がありますが、これまた私のカメラとは異なる音です。
Canonの品質管理というか、工業製品でこれだけ個体差があると、精密機器としてどうなのかと思う。ボディの立て付けだけの問題であれば良いのだけれど、ここでこれだけ個体差があると、これが画質にまで及ぶのではないかとも思う。
チタンのカメラというものがある。ボディをチタン加工して趣向性を高めたものだが、たとえばCONTAX T2とかをイメージしてもらえば良い。一時期、特に高級コンパクトの分野でチタンを素材に使うのが流行った。しかし、Canonだけはチタンを使うことに追随しなかった。Canonはカメラを趣向品ではなく実用品と考えているからだ。その考えは、ヨーロッパの貴族趣味的なカメラを誰でも手にできる水準まで民主化した。カメラがもっとも民主的なメディアとなったのは、Canonの功績が大きい。チタンのカメラを否定しないが、カメラは実用、飾るものではなくて撮ってなんぼ、という考えは、写真を実用する点においては一つの思想なのだと思う。
また、デジカメを先導を切って低価格化し普及に貢献したのはCanonであったが、同時に現時点で35mm一眼レフのフィルムカメラを供給しているのはCanonだけである。(Kenkoのようなものは除くと)
こうしたCanonのカメラは実用品という考え方は、5Dをみても貫かれている。外見は特段高級ではない、その代わり、たたき出す画像は一級品だ。
ただ、実用と品質は別なはずで、その点は、Mk2の課題だと思うし、実用として必要なコストを下げるべきではない。
オリンパスのE-3でも品質に一部バラツキがあったようだが、ボディがペコペコいうようなことはない。
思うに、価格的に5D Mark2はもう少し高く設定したかったのではないか。せめて、前5Dと同水準、298ぐらいがターゲットであったのではないかと思う。これが240ぐらいになると、当然しわ寄せは生産過程にくる。在庫の削減、品質基準の緩和、そうしなければ採算がとれない。その結果、製品にバラツキがでる。
5DMk2の画像は素晴らしいものだが、粗悪な商品は市場からは支持されまい。ただ、フォローすると、サービスの対応は良い。気の利いた対応をしてくれる。読み違いもあったかもしれないが、是非、もう少し品質管理をお願いできないかと思う。
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