2009-06-04

二年生植物

 というインディーズのバンドがあった。その後、改名し、霊験アカディミズムという名前でCDを発売したが、このバンド、このまま埋もれるのは惜しいので、このブログでも取り上げようと思う。
 
 このバンドとの出会いは、フリーの曲がと登録できるmusic tokyoであった。このサイトは自作の曲をアップすることができ、なかなか良い曲が登録されていた。

 そのなかで、このバンドの曲を偶然見つけたのだが、そのクオリィティは高く、驚いた。

 「がんばって生きていこうぜ」のようなモチーフで曲調を変えながら、メジャーデビューしているバンドを見るにつけ、こうした純なロックバンドに期待していた。(革新的なロック)

 このバンドのおもしろさは、和的なテクノにある。和楽器のようなテクノ楽曲と上品で本質的な歌詞の組み合わせ。
 大和回帰という考えはないが、いろいろなロックを日本人が消化するなかで、日本の神性を題材にするような曲はなかったのではないか。
 ロックが1960年代に伝搬して、50年経って無意識的にせよ、ようやく日本的なものの最奥にまできたのかと思った。

 少し歌詞を紹介すると、こんな感じだ。


いつの日から出会う事決まっていたのだろうか

幾億の星の中でそなたを知ると定まっていた

この日が来るのをいつからか予感していたんだろうか

流れる時刻の中で動かぬ予言だった訳で


やがて朝がきたり夜がくるように

世界同様に心も廻る


石や竹林・社が陽に染まる

多くの雄志が募る此の場所で

汗ばむ身体にそよ風浴びて 

嗚呼 笹が揺れる


いつから欲求を鎖で繋いでしまっていたのだろう

欲求は道を示す羅針盤である事を思い知る


黄昏や蜃気楼 儚い夢を

再び見る日を心待ちに望む


例えば沼に小石を投じ広がる                   

波紋、正しくそんなふうに世界は響く

見上げた空には流れる雲が 

嗚呼 笹が靡く


坂道も階も上昇に感じまする

今宵夜空を照らす月も一段と輝きまする


作詞作曲 ケンイチウヂ 
  

4 件のコメント:

Cube(K5) さんのコメント...

実は僕もその後の「二年生植物」が気になっています。nextmusicではよく聞いていました。

mu_x さんのコメント...

こんにちは

 ずいぶん、時間がたってからのコメントですみません。やはり、同じような人がいるものですね。

東京でインディーズからCD出した後、ホームページではさらに何枚かのCDを計画中とのことでしたが、その後はホームページもなくなって,,,。

pH さんのコメント...

はじめまして。
二年生植物の「神社マニア」「発行トルネード」のミックスと、ファーストアルバムのリマスタリングを担当しましたpHと申します。(当時はテクノ坊と名乗っておりました)

二年生植物は8年ほど前、私の出身地と同じ兵庫県で活動されており、何度か音楽活動や食事をご一緒しました。
神社マニアのレコーディングでは、実際に神社に赴き、フィールドレコーディングもやりました。

さらなるコラボの計画やリリース予定がありました(未発表音源のカセットなどをお借りして)。しかしその後東京に拠点を移されると同時に、音信不通になってしまいました…。私も二年生の新譜をぜひ聴いてみたいです。

レイ さんのコメント...

私も二年生植物の音源を探しています。
nextmusic懐かしい。

さいごの手がかりがコチラのレビューでした↓
http://ameblo.jp/smartpanel/entry-10747989780.html
ディスクユニオンでも扱っていたということは、この世界のどこかに、CD盤があるということですよね。