2009-06-14

品質管理の臨界

 最近、購入したものは、一部を除き、ほとんど品質管理上の問題を抱えている。ポメラ、5Dmk2、Macのメモリ、シグマのレンズ。いづれも、ぎりぎりのところ、つまり使用上問題があるわけではないが、これってどうなの?というレベルで何かしら問題がある。

 一方でそれだけ安価に購入できているのだけど、もう少し高くてもいいから、問題がないように出来ないものだろうか。


vario-Elmar 80-200mm/f4  5Dmk2

 
 最近、仕事面でワークフローなどの見直しの話を聞いたりすることがあるが、見直しの主眼点が、リターンとコスト、リスクにあって、例えば、コストをどう削減するかとか、リスクをどう減らすかの面から見直しが行われる。

 たしかに、コストが抑えられるのだけど、品質水準というのが目標としてぬけていたりすると、後から大きな問題を巻き起こす。
 
 多分、中間的な製品(部品)などの製造において、品質は致命的な問題となるが、最終消費者相手だと品質は、返品率のトレードなどという確率論に置き変わる。

 使用上問題がなく、消費者がクレームを言わなければ、品質を多少落としても、問題がない。その分、コストが安くなる。消費者側に負担を確率的に転嫁することで、コスト減となるのであるが、この臨界点が低すぎるのではないかと思う。

 5Dmk2など最初から、設計段階でこうした臨界点を設定しているようにも思え、企業の姿勢としてやや疑問を感じる。ただ、サービスは丁寧だが。

 ポメラの場合、生産過程が会社としてコントロールできていない感じがするが、シグマの場合は、挑戦的な開発目標のもと、少しだけエラーがあるということなので、これは許容範囲だ。企業姿勢としても評価できる。

 メモリは比較的安いものを購入したからで、やはりある程度の値段のものを購入すべきだったと反省。一応、永久保証なのだが。

 まぁ、経済学的には、文句を言いながらも売買は成立しているわけだから、効率的な資源配分が行われていると考えられるわけだが、そのメーカー、販売店との関係を考えた場合、次の売買が成り立たなくなる可能性もある。

 そう考えると、単に目先の利益の最大化よりももう少し長期的な利益の最大化とるよう品質管理の水準を上げた方が良い。
 だいたい、ガタガタと音がする商品なんて発売するの、恥ずかしいでしょ。

 キヤノンだけでなくニコンでもトラブルは発生しているので、特定の会社だけの問題ではないが、日本の今後を占う意味でも、品質管理、とくに確率的な品質管理の考え方にいては、見直してもらいたいと思う。

0 件のコメント: