オリンパスのズームレンズはいずれもよく出来たレンズであり、単焦点との差はあまり感じなかった。というよりも、今まで5DとCONTAX単焦点レンズよりもシャープに感じた、というと、言い過ぎかもしれないが、まぁそれほどよく出来ていたということだ。

sigma 12-24mm/f4.5-5.6 5Dmk2
5Dmk2でフルサイズに戻って最初に気になったのは、CONTAXの単焦点でどのように写るかということともに、フルサイズでまともなズームレンズはあるかということだった。単焦点のレンズはそれなりに良いが、限られた時間である程度写真を撮る場合、ズームレンズは有効だ。
家族と行動を一緒にしながら、レンズ交換を頻繁にするわけにはいかないし、いつも時間の余裕のある撮影とは限らない。私にとってのズームレンズは時間の制約なのだ。
で、いろいろと探していると、シグマの24-70mm/f2.8の新型が良いらしいとわかり、Zuikoのレンズを売って購入した。
このレンズについで、欲しかったのが、12-24mmであるが、これもようやく入手できた。
レンズのカバー範囲と値段は多少違うが、実際にこれらレンズの満足度は、Zuikoよりも大きい。レンズ自体の性能としては、Zuikoはまじめに作ってあるが、カメラとあわせた性能ではシグマ+5Dmk2が圧倒する。
オリンパスのシステムはよく出来たシステムだが、やはり撮影素子のブレクスルーが欲しいなと思ってしまう。
35mmのディスタゴン21/2.8が645の35/3.5にフォーマットで負けてしまうように、いくら良いレンズを作っても、この画質差を埋めるのは難しいのではないかと思う。(ただ、他のメリットはフォーサーズにもあるが)
単焦点かズームかという点で、単焦点でないと撮れない写真というものがあるのかどうか。答えとしては、よほど大口径のレンズ以外ないということになるが、暗いレンズでもその意味はあると思っている。
とくにあまり単焦点で撮影経験がない場合は、ある。そう、やはり自分が動くことで、写真というものは出来上がることを体得するには、ズームでは難しい。
予測し、動き撮る。この一連の感覚は、単焦点のものだろう。ただ、それがある程度体得できていれば、時間の節約以外、あまり差はないようにも思える。
確かに優れた単焦点レンズは魅力的だが、シグマのズームで思うのは、このレベルのものができれば、描写という点において、とくに単焦点の優位性は少なくなってきている。sigma24-70mm/f2.8などフルサイズで周辺までビシッと写るわけで、これを超える単焦点はほとんどないのではないか。
12-24mmにおいても、歪曲の少なさや全体的な解像感も最新のレンズや特別のものを除いて、単焦点レンズを凌いでいる。
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